日光浴で身長が伸びるって本当?詳しく調べてみました!

日光浴や紫外線と身長の関係を調べてみました!

 

日光浴による紫外線と身長にはどのような関係があるのでしょうか?
 

 

身長に効果のある朝の日光について、睡眠ホルモンのメカニズムについて、詳しく解説します。

 

紫外線はデメリットだけではない?身長との関係

 

 

 

近年、紫外線は皮膚がんのもとであると考えられるようになり、
 
日焼け止めや日焼けグッズが次々と販売されるようになりました。
 
 
学校でかぶる赤白帽子も以前のものとは異なり、
 
フラップ(後頭部から首にかけてカバーする布)のついたタイプの帽子を導入する学校が増えています。
 
 
昔は、「日光に当たると健康にいい」と、太陽の光を浴びることが推奨され、小麦色に焼けた肌の子どもの姿はまさに“健康”そのものとされていました。
 
 
真夏の暑い日差しの中、元気に外で走り回る子どもたちをそこかしこで見たものです。
 
昔と今とでは日光浴に対する考え方が対照的ですが、近年言われているように、紫外線から身を守るために日光は本当に避けた方が良いのでしょうか?

 
避けることによる害はないのでしょうか?

 

WHO(世界保健機構)の紫外線に対する見解

 

WHO(世界保健機構)は、「子ども時代は細胞分裂が激しい時期である。
 
という理由を挙げたうえで、「18歳未満の日焼けは、後年の皮膚がんや目のダメージ(特に白内障)発症のリスクを高める。」と指摘し、子どもの紫外線対策を訴えています。
 
 
したがって、過度の日光浴が皮膚がんにつながることは事実であると言えます。
 
 
 
皮膚がんの発症の多いオーストラリアの学校では、フラップ付きの帽子を使うよう指導し、
 
ノーハット・ノープレイ(No Hat No Pray)」を徹底して、帽子をかぶらず校庭で遊ぶことを禁止している学校も多いようです。
 
 
健康のために日光を浴びすぎないことが常識となってきています。
 

しかし、適度な日光まで避ける必要はありません。

 

適度な日光浴でビタミンDを摂取

 

適度な日光浴」とは、「日焼けするより少ない量の日光」のことです。
 
むしろ、「適度な日光浴」は身長を伸ばすために必要不可欠です。
 
 
なぜかというと、

 

日光を浴びることで体内に「ビタミンD」が作られるからです。 

 

ビタミンDが不足していると、カルシウムが体の中に吸収されません。
 
 
身長を伸ばすためにはまず骨が伸びたうえで骨が丈夫になることが必要ですが、
 
カルシウムは吸収率が低いため、それのみでは効果を発揮できません。
 
 
そこで、ビタミンDの手助けが必要となるのです。
 
 
 
ビタミンDは、乳製品や大豆製品・小魚類などの食べ物からも摂取できますが、

 

ほとんどは皮膚を通した紫外線の吸収により作られます。
 
 
紫外線による皮膚がんや白内障を恐れて過度に日光を避けてしまうと、
 
ビタミンD不足によるカルシウム吸収率の低下、その結果、身長の伸び悩みにつながる可能性があります。
 

 

カルシウムの吸収を高め、身長を伸ばすためにも、日焼けや熱中症に十分注意し、日焼けしない程度の日光浴をしましょう。

 

朝の日光浴が睡眠の質を高める

 

日光浴には、「ビタミンDの生成」だけでなく、「睡眠の質を高める」効果があります。
 
 
「睡眠の質を高める」ことは、「成長ホルモンの分泌を促す」ことにつながります。
 
 
最新の研究で、眠ってから3時間のうちに成長ホルモンが出ることがわかっています。
 
貴重な入眠3時間に熟睡するために効果的なこと、それは朝の日光浴です。
 
 
なぜ朝の日光が効果的なのか、二つの理由をご紹介します。

 

朝の日光による身長への効果1 ≪体内時計をリセット≫

 

一つ目の理由として、25時間の体内時計を24時間にリセットする作用があるからです。
 
人間は「体内時計」(生物時計)と呼ばれるものを持っていますが、この体内時計、
 
実は一日に25時間のサイクルで回ろうとしているのです。
 
 
現実は24時間サイクルであるため、毎日一時間ずつ体内時計を戻す必要があります。
 
そのリセット作用をもたらすのが朝の日光なのです。
 
 
 
体内時計のカギを握っているのは、目の奥にある「視交叉上核(しこうさじょうかく)」という部分です。
 
朝の日光を感知し、視交叉上核に刺激が届くと、体内時計を太陽の時間に合わせようとします。

 
この働きのおかげで体内時計がリセットされ、24時間サイクルに修正されるのです。

 

朝の日光による身長への効果2 ≪体内時計をリセット≫

 

二つ目の理由として、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌を促す効果があるからです。
 
 
自然な眠気を催すためには、メラトニンが欠かせません。
 
視交叉上核が朝の日光を感知すると、脳の松果体(しょうかたい)へ信号を送ります。
 
そして、光の情報の届いた松果体で、メラトニンが作られ、分泌されるのです。
 
 
メラトニンによる入眠効果は、朝初めて光を見てから約15時間経った頃に始まります。
 
手足の熱が発散されることで脳の温度が下がり始め、1〜2時間のうちに自然な眠気を催します。
 
朝6時に起きて日光を浴びたとしたら、夜9時頃にメラトニン産生と分泌が始まります。
 

その1〜2時間後、10時頃に自然と眠ることができれば、ぐっすり8時間眠ることができます。
 
 
太陽の光ではなく、部屋の証明でも良いのでは?
 
と思う方がいるかもしれませんが、メラトニンの産生は、室内の明るさでは視交叉上核、脳の松果体への刺激が不十分です。
 
 
しっかりメラトニンを分泌させるためにも朝の日光が重要なのです。
 
 
朝の日光+アミノ酸で睡眠ホルモンを分泌!
 
睡眠ホルモンであるメラトニンの産生過程には、二つの物質が登場します。

 

メラトニンの材料 ≪セロトニンとトリプトファン≫

 

「メラトニン」は、脳内物質の「セロトニン」から作られますが、その「セロトニン」の材料となるのが必須アミノ酸の一つである「トリプトファン」です。
 
メラトニンの分泌には、日光を浴びるだけでなく、メラトニンの産生過程が滞りなく行われている必要があります。
 
起点となるトリプトファンをしっかり摂ることが、身長の伸びにつながるのです。
 
 
トリプトファンは、必須アミノ酸の一つでたんぱく質です。
 
牛乳やカッテージチーズなどの乳製品や豆腐、きな粉などの大豆製品に多く含まれているので、意識的に摂取しましょう。
 
 
身長のサプリメントを選ぶ時には、含有されている栄養素として「たんぱく質」と書かれているかをまず確認しましょう。
 
 
そのうえで「トリプトファン」「イソロイシン」「ロイシン」「リジン」などの成長に欠かせない必須アミノ酸の名前が並んでいると効果が期待できそうですね。

 

日光浴と身長の関係 まとめ

 

日光浴による紫外線によるメリット・デメリットや、日光のもたらす体への効果・メカニズムについてご紹介しました。
 
 
日光には、ビタミンDの産生体内リズムの修正睡眠ホルモンの分泌促進、と多くの作用があることがわかりました。
 

 

必要以上に日光を避けてしまうことは、身長の伸びの妨げにつながる可能性があります。 

 

 
日焼けに気をつけ、朝の日光を浴び、健康的な生活を心がけましょう。
 
加えて、身長を伸ばすために、乳製品や大豆製品からアミノ酸を積極的に摂取することをお勧めします。

 

 

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